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全米ヨガアライアンス・RYT200とは?

全米ヨガアライアンス・RYT200とは?

ヨガの資格を調べていて、全米ヨガアライアンス・RYT200が気になっている人向けの記事です。

「全米ヨガアライアンス・RYT200ってどんな資格なの?講座はどんな先生がおこなっているの?どんな内容が学べるの?」

といった疑問にお答えします。

この記事のポイント
  • 全米ヨガアライアンス協会についてわかる
  • 発行資格:RYT200、RYT500、RCYT95、RPYT85がわかる
  • 全米ヨガアライアンス認定講座の基準や内容がわかる
  • 全米ヨガアライアンス認定講座を開催している団体がわかる

全米ヨガアライアンスとは?

全米ヨガアライアンス協会は80年代にアメリカを拠点に設立された、世界基準のヨガインストラクターの資格を発行している非営利団体です。

全米ヨガアライアンス協会はヨガ資格の基準を設定

2020年現在、ヨガには国家資格のような公式の資格はなく、異なる流派や協会、スクールといった民間団体がヨガの資格を発行しています。

そのためさまざまな種類の資格が存在しますが、流派を問わず、講座カリキュラムに一定の基準を設けて世界基準で設定したのが全米ヨガアライアンス協会です。

全米ヨガアライアンス協会が発行する資格は、「全米ヨガアライアンス」「RYT(あーるわいてぃー)」として、世界で最も知名度の高いヨガ資格となっています。

全米ヨガアライアンス協会に関する重要単語

重要単語
RYS:Registered Yoga School:全米ヨガアライアンス協会が認定したヨガスクール
RYT:Registered Yoga Teacher:全米ヨガライアンス認定インストラクター

RYSが開催する講座を受講、修了することで修了証(ディプロマ)が授与され、RYTとして登録する権利が与えられます。

講座を修了しただけでは、まだ認定講師ではありません。

登録することにより、世界各国で通用するスキルを保有したヨガインストラクター、つまり「全米ヨガアライアンス認定ヨガ指導者」として活動できるようになります。

全米ヨガアライアンスの資格保持者

2020年現在、世界80カ国以上で使用されており、世界で通用するヨガインストラクターとしての認定資格です。

約10万人のヨガインストラクターと6,000以上のヨガスクールが全米ヨガアライアンスに登録しています。

日本でも1617人のインストラクターが登録しています。(2020年2月調べ)

世界基準の資格のため、海外でも取得し日本で活動することもできるほか、日本で取得した資格を持って国外で資格を活かしてヨガクラスを開催することもできます。

近年では、ヨガインストラクターとして活動する上で、この「全米ヨガアライアンス」「RYT」を取得していることはあたりまえといわれるほど、ヨガ業界では一般的な資格となりました。

参考 全米ヨガアライアンス 公式サイト英語ページ

全米ヨガアライアンスが発行している認定資格

全米ヨガアライアンスが発行する資格は以下の6種類があります。

全米ヨガアライアンスが発行する資格
RYT200/E-RYT200、RYT500/E-RYT500、RCYT95、RPYT85

最後の数字は講座の修了時間を指しており、200は200時間の講座を修了したことを指します。

以下に詳しく説明します。

全米ヨガアライアンス200時間:RYT200

全米ヨガアライアンスが認める200時間のカリキュラムを受講した者に発行されるヨガインストラクター指導者養成講座です。

ヨガに関するもっとも基本となる内容を学ぶため、日本でももっとも取得者が多い資格です。

認定校(RYS200)にて200時間の講座を修了することで資格を取得できます。

200時間のうち180時間はコンタクトアワーといい、直接講師から指導を受けるように定められています。

RYT200で学ぶ主な内容
・基本的なヨガのアサナ(ポーズ)
・基本的な呼吸法
・指導法
・解剖学
・哲学
・ヨガ的なライフスタイル

講座受講後、すぐに全米ヨガアライアンス協会に登録が可能になります。

講座受講後、2年以上かつ1000時間以上指導をおこない、申請することで「E-RYT200」として登録できます。

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全米ヨガアライアンス500時間:RYT500

RYT200取得者の上位資格です。学ぶポーズのバリエーションが増えるなどRYT200と比較してより踏み込んだ内容がカリキュラムに含まれます。

練習や学びを深めることで、ヨガインストラクターとしての専門性を高めます。

取得方法
  • 200時間に追加して300時間の講座に参加(200時間とは異なるスクールでの受講でも可)
  • RYT200を取得しておらず、最初からRYT500認定講座に参加
RYT500で学ぶ主な内容
  • 中上級のヨガのアサナ(ポーズ)
  • 呼吸法のバリエーション
  • 機能解剖学や生理学
  • 倫理
  • アーユルヴェーダ

登録条件は、講座終了後に100時間以上の指導経験があることが求められます。

講座終了後に、4年以上、かつ合計で2000時間以上指導をし、さらにその2000時間のうち500時間がRYT500講座終了後という条件を満たせば、「E-RYT500」として登録できます。

全米ヨガアライアンス認定キッズヨガトレーニング:RCYT95

RCYTは「レジスタード・チルドレンズ・ヨガティーチャー」の略であり、子どもと向き合うためのヨガの資格です。

この資格を修了することで、18歳までの子どもたちに、安全で効果的なヨガを指導できるキッズヨガインストラクターとしてのスキルを習得できます。

登録条件は、RYT200を修了していること、RCYT95終了後に30時間以上のキッズヨガの経験があることが求められます。

全米ヨガアライアンス認定産前産後ヨガトレーニング:RPYT85

RPYTは「レジスタード・プレナタル・ヨガティーチャー」の略であり、産前産後の女性のためのヨガの資格です。

RPYT(マタニティヨガ)は、RYT200を取得し、さらに85時間の全米ヨガアライアンス認定産前産後ヨガトレーニングを修了すると、産前、産後の女性の特性を理解し、最適なヨガを指導できる、全米ヨガアライアンス認定マタニティヨガインストラクターとなります。

登録条件は、RYT200を修了していること、RPYT95終了後に30時間以上のマタニティヨガの経験があることが求められます。

全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)の取得後

全米ヨガアライアンス認定講座を修了後には、協会に申請することで認定インストラクターとして活動を始めることができます。

全米ヨガアライアンスの登録費用
  • 申請料金:$45
  • 年間登録料:$55
  • 更新料:$50(2年目以降年に1度の更新)

(料金単位:アメリカドル)

全米ヨガアライアンス認定講座の開催基準

全米ヨガアライアンスの認定講座を開催するにはどのような基準があるのでしょうか?

認定講座を開催できるスクールや講師の基準

全米ヨガアライアンスが認定する講座を開催するには、全米ヨガアライアンス協会に認定してもらう必要があります。

認定してもらう方法としては以下の2つがあります。

  • ヨガ講師として認定してもらう(E-RYT200、E-RYT500)
  • ヨガスクールとして認定してもらう(RYS:レジスタード・ヨガスクールを取得する)

認定講座の内容はスクールにより異なる

ただし、「◯科目を◯時間」といった時間数の基準はあるものの、内容までは決められていません。(2022年に一部改定予定)

そのため、習うアーサナ(ポーズ)の数、流派、学ぶ範囲などはスクールや講師によって異なります。

E-RYT500を取得する方法

E-RYT500とはRYT200またはRYT500の指導者育成コースを担当できる資格です。

RYT200またはRYT500を取得後、2000時間以上の指導経験が必要です。

そのうち、500時間はRYT500取得後の指導経験であることが条件となっています。

全米ヨガアライアンスの遍歴

1990年代、アメリカでは2つの異なる団体が存在し、その団体を合併する形で設立されました。

ひとつはUnity in Yoga。1982年から、国際的なヨガカンファレンスの主催、スポンサードなどを行ってきた団体です。

もうひとつは the Ad Hoc Yoga Alliance。1997年に設立されたボランティア組織であり、ヨガ講師の必要最低限の基準づくりを推進してきました。

この2つの団体が合併し、1999年9月からRYTが誕生し、約20年経過した現在では世界80カ国以上に取得者が存在します。

全米ヨガアライアンスヨガ協会は、ヨガインストラクターの質やレベルを一定以上に保つため、カリキュラムに一定の基準を定めました。

2022年2月を機にリードトレーナー(メイン講師)に求められる基準が変わります。

2022年2月の改定により変わるところ

RYT200を開催できる認定講師の基準が2022年2月から変わります。

改定前
  • E-RYT200またはE-RYT500のどちらかの資格を所持していること
  • リードトレーナーによるコンタクトアワー65時間
改定後
  • E-RYT500の資格を所持していること
  • リードトレーナーによるコンタクトアワー150時間
つまり、リードトレーナーの基準がより厳しくなり、リードトレーナーが指導すべき時間数が増えました。

この理由は、あまりに多くのヨガ指導者養成講座が開催されるようになり、受講・卒業していていくヨガインストラクターの質が保てなくなってきたことが原因です。

事実、全米ヨガアライアンスからも、以下のような発表がされています。

  • 新しくヨガの指導者となった人たちが、よりヨガを深く広範囲で理解している指導者から、指導とサポートを受けられるようにするため
  • コミュニティ全体でヨガを提供するにあたり、ヨガのトレーニングとティーチングの一貫性と品質、安全性を促進するため

全米ヨガアライアンス協会としては、「気軽に多くの人に」ヨガインストラクターになってもらうことよりも「優秀なヨガインストラクターを生み出したい」との想いがあることが伺えます。

2022年の改定により、それまで全米ヨガアライアンス認定講座を開催さいていたスクールや講師でも、開催できないスクールも出てきます。

また、これまで認定講座に関しては時間数は設定されていたものの、内容に関してはスクールや講師に一任されていました。

ですが今回の改定により以下の4つのカテゴリーでは、明確な学習時間が定められたほか、内容に関しても細かいガイドラインが設定されました。

  1. テクニック・実習・練習:75時間
  2. 解剖学および生理学:30時間
  3. ヨガ・ヒューマニティーズ:30時間
  4. 専門的主要知識:65時間

リードトレーナーが担当する時間が増えた分、リードトレーナはこれらの知識に精通していることも求められるようになりました。

全米ヨガアライアンスを発行している団体やスクール

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