この記事は、ヨガインストラクターとして活動しながら、もっと収入を増やしたいと考えている方向けの記事です。
ヨガインストラクターとしてのお仕事が慣れてきた方、またはなかなか思うようにヨガレッスンで収入が得られず、「なんとか収入を上げたい」と考える方も多いのではないでしょうか?
収入を上げる方法は人気ヨガインストラクターになって集客できるようになるだけではなく、様々な方法があります。自分に合った方法を見つけて収入をアップさせていきませんか?
ここでは収入アップにつなげる方法を6つ、メリット、デメリット共に紹介していきます。
かやんぬ
もくじ
ヨガインストラクターの収入の平均
ヨガインストラクターの平均年収320万とされていることが多いですが、正社員からフリーランス、副業など色んな働き方ができるお仕事でもあるので、実際の収入は大きく幅があるのが現実です。

多くのヨガインストラクターは平均どころか、年収100万円以下だということがわかります。年収100万円以下の方は副業ヨガインストラクターや駆け出しのフリーランスの方が多いのではないでしょうか。
この記事では、正社員や業務委託でレッスンの単価を上げるという方法以外で収入アップさせる方法をご紹介します。
ヨガインストラクターの収入UP1:レッスンを自主開催する
ヨガインストラクターの収入UPのために目指していただきたいのは、レッスンを自主開催することです。
ここでは、なぜ自主開催をすると収入UPに繋がるのかの説明と、メリット、デメリットについて紹介します。
レッスンを自主開催するメリット
レッスンを自主開催をするメリットは、収入が上がる結果に早く繋がる可能性が高いからです。
なぜなら、雇用や契約を結んで開催するわけではないので、利益は全て自分に入ってくるからです。そして、レッスン内容やレッスン代は自分で設定できるので、アイデア次第では駆け出しのヨガインストラクターでも経験を積みながら収入を上げることができます。
例えば普通のレッスンだけではなく、食事付きにしたり、他の業界の先生と組んでオリジナリティのある内容にする、また英語でレッスンをするなど、付加価値をつける方法はたくさんあります。
ヨガインストラクターとしての収入UPを目指す場合は、自主開催を考えてみることをおすすめします。
レッスンを自主開催するデメリット・注意点
レッスンを自主開催するデメリットは、企画、告知、事務仕事などすべて自分で行うので、業務量が増えることや、失敗すると収入UPどころか赤字になる可能性があることです。
企画内容が素晴らしくても集客ができなければ赤字になるので、集客について学ぶ必要もあるでしょう。また、集客のためにチラシを印刷したり広告を載せると宣伝費がかかります。経費も考えて全体を見て決めていく必要があります。
とはいえ、すでに生徒さんがついているヨガインストラクターであれば、集客できないリスクがある程度下がります。また、経験年数が浅くても、公民館など安く借りられる場所で安く多くの方に来てもらえるように工夫することも可能です。
自主開催は宣伝や集客など学ぶことが多く、赤字になるリスクもありますが、ヨガインストラクターとして収入を上げたい場合は検討する価値があるといえます。
ヨガインストラクターの収入UP2:オンラインヨガを開始する
自主開催よりリスクを少なく収入UPに繋げる方法として、オンラインヨガでのレッスンも考えてみても良いでしょう。
ここではオンラインヨガでレッスンを行うメリットとデメリットについて紹介していきます。
オンラインヨガのメリット
オンラインヨガの最大のメリットは、生徒さんがご近所さんだけでなく世界中に広がるということです。生徒さんが増えるとその分収入にもつながっていきます。
インターネット環境とスマホやパソコンがあれば、遠方の方でも簡単に参加できるからです。地方に住んでいるヨガインストラクターも画面を挟んで世界中の生徒さんに向けてレッスンを行えるようになります。
また、自宅で自分の分だけのヨガスペースを作るだけで場所を借りなくても行えるので、自主開催より経費を抑えられるメリットもあります。
オンラインヨガで世界中の生徒さんに向けてレッスンをするヨガインストラクターとして収入UPに繋げてみませんか?
オンラインヨガのデメリット・注意点
世界中の生徒さんと繋がることができるオンラインヨガですが、それは生徒さんも先生を場所問わず選べることを意味します。デメリットは定期的にレッスンを受けてくださる生徒さんを集めることは大変だということです。
オンラインヨガのレッスンをするヨガインストラクターは日増しに増えています。対面より安価なレッスンがほとんどで、無料のレッスンも多くあります。オンラインヨガだけで収入を得ることは最初の内は難しく感じるかもしれません。
有名ヨガインストラクターや、すでに沢山の生徒さんがいる場合は有利ですが、一般的なヨガインストラクターはオリジナリティを出していくなど、集客のために工夫する必要があります。ただ、そのオリジナリティが魅力あるものであれば、人気ヨガインストラクターになれる可能性もあるのがオンラインヨガです。
オンラインヨガは収入UPに繋がる大きな可能性があるので、挑戦する価値があるといえるでしょう。
ヨガインストラクターの収入UP3:月謝制やコース制にする
ヨガインストラクターの収入を上げるために取り入れやすいことが、1レッスンずつレッスン代をいただくのではなく月謝制にしたり、コース制にするという方法もあります。
それでは月謝制やコース制のメリット、デメリットを紹介していきます。
月謝制やコース制メリット
月謝制やコース制のメリットは収入が予測しやすく、安定した収入に繋がることです。
月謝制は通常のレッスンを月謝で料金設定をするだけなので取り入れやすく、収入も安定するのでおすすめです。コース制は事前準備が必要ですが、通常レッスンより高額の料金設定が可能です。つまり、両方取り入れることで収入の安定とUPの両方を得られる可能性があるのです。
生徒さん達は支払った分は元を取りたいという心理も働くので、休まず真剣にレッスンを受ける人が多くなります。同じ人と顔を合わせることも増えるので、生徒さん同士も仲良くなっていきやすいです。結果的にクラス全体の雰囲気が良くなり、続けて通ってくれる流れになりやすいのも良い点でしょう。
また、オリジナリティある人気のコースを作れたらヨガインストラクターとしての強みとなり、他のお仕事の依頼も入りやすくなっていきます。
月謝制やコース制を取り入れて収入を安定させ、UPさせることを考えてみませんか?
月謝制やコース制デメリット・注意点
月謝制のデメリットは、ドロップインよりお得な料金設定にしないと生徒さんのメリットがないので、1レッスンあたりの単価が下がってしまうことです。
また、時々ドロップインで通いたい生徒さんには敷居が高く、足が遠のく可能性もあります。月謝制とドロップインの両方の料金設定を設けることもできますが、予約管理を気をつけて行う必要があります。
コース制のデメリットは収入UPに繋がりますが、事前準備に時間がかかること、集客がうまくいかない場合は収入UPに繋がらないことがあることです。内容や最小催行人数、料金、期間などを慎重に設定して、魅力あるコースを作る必要があります。
月謝制、コース制ともに大きく物事を見る目を養う必要があります。目先の利益だけでなく、トータルで考えて準備をすることでヨガインストラクターとしての収入UPに繋げることができるでしょう。
ヨガインストラクターの収入UP4:ブログで物販をおこなう
ヨガインストラクターが収入を上げるために、レッスン以外の方法もあることをご存知でしょうか?
自分のサイトやブログを持っている人は物販を行うことができます。直接商品を自分で宣伝して販売しても良いのですが、アフィリエイトを使うことで仕入れや在庫管理などをせずに行うことも可能です。
アフィリエイトとは成果報酬型の広告を意味します。自分のサイトやブログで広告を載せて、アクセスした人がその広告をクリックしたり、商品を購入した場合に成果報酬が支払われるので収入になるという仕組みです。

それではヨガインストラクターがブログで物販をするメリット、デメリットを紹介いたします。
ブログで物販をするメリット
ブログで物販するメリットは、サイトやブログを作って広告を掲載しておくと、24時間いつでもアクセスした人が見てクリックしたり、購入することで収入に繋がることです。
ポイントはヨガインストラクターである自分のサイトに合った商品を載せること、自分が本当に良いと思って使っているものを紹介することです。アクセスした人が自分の記事を読んで購入して喜んでくれるのは嬉しいことです。それが収入に繋がるのであれば一石二鳥といえるでしょう。
まずはお気に入りのヨガマットやプロップなど、気に入って愛用している商品をプロのヨガインストラクターがおすすめする記事として作成してみてはいかがでしょうか?
ブログで物販をするデメリット・注意点
ヨガインストラクターがブログで物販するデメリットとして、収入を目指して広告ばかりの記事になってしまうと生徒さんが離れていってしまうことがあげられます。
アフィリエイトを行う場合は必ず読み手の立場になって読み返すようにするのがポイントです。読み手のためになる記事になっているかを常に考えながら記事を作成しましょう。
ブログでの物販はやり方を間違うと生徒さんが離れてしまいますが、文章の書き方やアフィリエイトを学んでコツを掴むとそう難しいものではありません。
収入UPのことだけではなく、ヨガインストラクターとして生徒さんや、ヨガに興味があって訪れてくださった人達のためになる記事を書くことを忘れないように物販をしていきましょう。
ヨガインストラクターの収入UP5:ヨガに関連する仕事を探す
ヨガインストラクターの収入UPの方法は、ヨガに関連するお仕事をすることもひとつです。
ポイントは収入を上げるためには自分が役立てるものを探すことです。文章を書くのが得意であればヨガライターを目指すこともできますし、人と接することが好きであればヨガスタジオの受付や、ヨガウェアの販売スタッフなどお仕事があります。自分を活かせるお仕事を探してみることをおすすめします。
ここではヨガに関連するお仕事について紹介していきます。
ヨガに関連する仕事をするメリット
ヨガに関するお仕事をするメリットは、ヨガインストラクターだけではわからないことを学べることです。そのお仕事自体のお給料も収入になりますが、学んだことをレッスンに活かすことで集客できるようになり、収入UPに結びつくこともあります。
例えば、ヨガライターであれば、自分が詳しくないジャンルの依頼がきたら調べざるを得ないので、新たな知識が身につきます。ヨガスタジオでのお仕事であれば、自主開催のレッスンや、将来スタジオ経営を考えている人にはノウハウを得られる良い機会となるでしょう。
収入を上げるためだけにヨガに関連するお仕事をするのではなく、自分を成長させつつ、できることを提供する気持ちでお仕事をすることが大切です。ヨガインストラクターとしても成長できて収入UPにも繋がるのでおすすめです。
ヨガに関連する仕事をするデメリット・注意点
ヨガに関連するお仕事は同じ業界なので比較的負担が少ないかもしれません。しかし、スケジュール管理や切り替えが苦手な人は、ヨガインストラクターの仕事の質を落としてしまうことになるかもしれないデメリットがあります。
プライベートの時間が少なくなってしまったり、疲れて仕事に集中できなくなったり、複数のお仕事のスケジュール管理がうまくできずに、うっかりシフトに穴をあけてしまうこともあり得るからです。
収入を上げることだけにとらわれず、無理のないスケジュールを組んで、体調管理、頭の切り替えを上手に行なっていく必要があります。どのお仕事も責任持って行うことで収入UPに繋がっていくことでしょう。
ヨガインストラクターの収入UP6:身体に関連する仕事を探す
ヨガインストラクターの収入をUPさせる他の方法として、身体に関するお仕事をするのもひとつです。
フィットネスジムやエステ、整骨院、リフレクソロジーなど、視野を広げると身体に関するお仕事はヨガだけでなく、たくさんあることがわかります。
興味がある体に関するお仕事での収入UPのメリット、デメリットを紹介していきます。
身体に関連する仕事をするメリット
体に関連するお仕事のメリットは、ヨガインストラクターのお仕事で姿勢や骨格を見ることに慣れている経験を活かせることです。また、違う業界からの視点で身体に関することを学べることは大きなメリットとなるでしょう。
そこで学んだことをヨガインストラクターのお仕事に活かすことで集客につながる可能性もあります。時間はある程度かかりますが、最終的にヨガインストラクターのお仕事自体でも収入アップを望めるのは嬉しいですよね。
ヨガ以外の身体に関するお仕事をしながら収入UPに繋げてみませんか?
身体に関連する仕事をするデメリット・注意点
ヨガインストラクターが身体に関連するお仕事をするデメリットは、収入UPのためだけに気軽に働けるものではないということです。
エステや整骨院、リフレクソロジーなどをはじめ、身体に関するお仕事は片手間でマスターできるものではない奥深い世界だからです。働くからには真剣に取り組む必要があります。
また、ヨガで学んできたこととは相入れないことも出てくるでしょう。ヨガの知識をそのままお仕事に持ち込むことも、そのお仕事で学んだことをそのままヨガに取り入れることも注意が必要です。それぞれの知識として割り切って、整理して取り入れると良いでしょう。
真剣に向き合えるならば挑戦するのは良いことですが、ヨガインストラクター以外ではそこまで真剣に取り組む気がない場合はヨガに関するお仕事で収入UPを目指すことをおすすめします。
ヨガインストラクターが収入アップする方法まとめ
ヨガインストラクターの収入をUPする方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。収入を上げる方法はレッスンだけでなく、色々な方法があることがおわかりいただけたかと思います。
性格や得意なことは人によって違うので向き不向きはありますが、必ず自分に合った方法があります。まずは自分が得意なこと、苦手なこと、学びたいこと、学ぶ必要があることなどを棚卸する気持ちで自己分析することから始めてみてはいかがでしょうか?
自分に合った方法を見つけて収入UPに繋げて、ヨガインストラクターのお仕事も充実したものとなりますように。
